国家承認の効果
国家承認の効果
✓国家としての権利を行使できる
✓国際法上の「主体」となることができる
✓他国との二国家間関係を築くことができる
✓国際条約を締結することができる
[13] [16] [19] [23]
国家承認により期待される効果
効果① 排他的経済水域への権利
● 現状
-イスラエルにより航海制限と漁業制限が敷かれている
-制限範囲を誤って出てしまった場合、パレスチナ人はイスラエル兵により撃たれる
-ガザの海にあるガス田を開発する権利がない
●期待される変化
-少なくとも12海里にあたる領海における漁業や他の資源に対し排他的権利を得ることができる
※オスロ合意においては、20海里以内の領海でパレスチナが排他的権利を得るとされていた
-イスラエル兵によるパレスチナ人航海者への暴力をなくす
-ガザの海にあるガス田が開発できるようになり、経済発展につながる
[18]
効果② 国連総会へ正式に加盟
●現状(オブザーバー国家)
- 総会での一般会議に参加する権利
- パレスチナおよび他の中東地域における問題に関する国連総会での決議案や決定の原案を他の加盟国とともに
提出することができる
- 決議に投票することはできない
●期待される変化
- 国連総会での決議案を単独で作成することができる
- 決議において投票権を持つ
- 国連の重要ポストに候補者を出すことができる
- パレスチナが国際的に活動できるアクターとしての正当性を得られる
[20]